2009/03/09

学校(G)の教育(K)と安全(A)足立山シリーズ

■全般10~ ■暴力20~  ■不正30~ ■安全40~ ■不公正50~ 
■教育60~ ■公文書70~ ■コメント80~
■ 全般10~
【GKA11 】 足立山シリーズ要約 
【GKA12 】 経緯詳細
【GKA13 】 卒業生からの声
■ 暴力20~
【GKA21-1】 担任教諭(松﨑 弘明/国語)による児童への体罰事件に関してのお尋ね
【GKA21-2】 論文紹介【学校と体罰】
【GKA22 】 福岡教育大学附属小倉小学校 育友会(PTA)懇親会における集団傷害事件の全容 【告訴状より】
【GKA23】福岡教育大学附属小倉小学校 副校長:皆尺寺 敏紀 /教頭:中島 正之/事務室職員:久保 憲史 の3名による在校生保護者(1名)への暴力傷害事件【告訴状より】
【GKA24】 福岡教育大学附属小倉小学校の歪んだ教育(暴力教師の連鎖等)の構造を解明する
■ 不正30~
【GKA31 】 研究発表会 開催・参加に際しての要注意事項
【GKA32 】 附属小倉小学校 設備老朽化による惨状の理由
【GKA33-1】 附属小倉小学校の給食費に関して
【GKA33-2】 附属小倉小学校の“100万円の消された給食費問題”を考える
【GKA33-3】 学校長の給食費未払い(支払い不足)に関して
■ 安全40~
【GKA41 】 PTAホームページ掲示板 当時PTA会長 多田 敏治氏 の発言と現在
【GKA42 】 不審者情報
【GKA43 】 附属小倉小学校の安全管理に関して
■ 不公正50~ 
GKA51 】 附属小倉小PTA(育友会)の運営
【GKA52 】 PTA総会・会長選挙(H18年度)議事録
【GKA52-21】 PTA総会・会長選挙(H19年度)議事録
【GKA52-22】 PTA会長立候補マニフェスト(H19年度)
【GKA52-31】 PTA総会・会長選挙(H20年度)議事録
【GKA52-32】 平成20年度 福岡教育大学附属小倉小学校育友会 会長立候補マニフェスト
【GKA52-33】 育友会(PTA)総会における議長(白石 信祐氏)の不公正な議事と(久保 憲史事務官による)不自然な拍手
■ 教育60~ 
【GKA61 】 附属小倉小学校の通学(登校時間と手段)に関して
【GKA62 】 附属小倉小学校の発展教育に関して
【GKA63 】 児童(小学校4年生)に対する担任教諭(中島正之/体育)の“食事制限”指導に関して
【GKA64】卒業式当日5年生児童の健康を蔑ろにする不祥事
公文書70~
【GKA71 】 告発状1(事件番号 平成19年検 第3443号)
【GKA72 】 告訴状2(事件番号 平成19年検 第****号)
【GKA73 】 告訴状3(事件番号 平成20年検 第4718~4720号)
【GKA74 】 告発状4(事件番号 平成20年検 第****号)
■ コメント80~
GKA81 】 コメント広場 
【GKA82 】 投稿(コメント)一覧

2006/12/05

【公開質問全文:担任教諭(松﨑 弘明/国語)による児童体罰事件等についてのお尋ね(公開質問)】

平成18年12月
各位
                            
国立大学法人福岡教育大学附属小倉小学校
3年A組児童父 佐藤 潤

5年B組児童父 山隈 玄 
             
  
国立大学法人福岡教育大学附属小倉小学校校長
及び同福岡教育大学学長に対する公開質問に関
する御高見の拝聴について(お願い)

            
 貴職・団体等におかれましては、常日頃より健全な社会を維持、建設するため不断の努力をされておられる事につきまして、心から敬意と感謝を申し上げます。
 さて、私ども豚児が現在、通学中の国立大学法人福岡教育大学附属小倉小学校の校長及び同福岡教育大学の学長等に対しまして、別紙の通り公開質問をせざるを得ないような問題が生起しております。
 つきましては、本問題につきまして各位の御高見を賜わりたく恥を忍んで公開質問状をお送り申し上げる次第でございます。
御繁忙のことと拝察申し上げますが、是非とも御一読頂き、御高見等を頂戴することが出来ますれば真に幸いでございます。
 各位の今後益々の御活躍と御発展を心よりお祈り申し上げます。

 連絡先           
  3年A組児童父 佐藤 潤
福岡県北九州市門司区吉志一丁目2番7号メゾンドルミエール404号
電話 080-3986-0592

  5年B組児童父 山隈 玄
福岡県北九州市小倉北区弁天町3番22号
電話 093-583-6520  090-6422-7167 

公開HPアドレス 「学校の教育と安全」 http://adatiyama.blogspot.com/

平成18年12月4日

国立大学法人福岡教育大学学長 大後 忠志 様                
同大学附属小倉小学校校長 平田 哲史 様
同大学教授(前附属小倉小学校校長) 岩崎 洋一 様
同大学附属小倉小学校副校長 村上 保男 様 
同大学附属小倉小学校教頭 成重 純一 様

国立大学法人福岡教育大学附属小倉小学校        
3年A組児童父 佐藤 潤
5年B組児童父 山隈 玄

担任教諭(松﨑 弘明/国語)による児童体罰事件等についてのお尋ね(公開質問)   

貴職におかれては、日頃、豚児の教育についてご尽力頂き心よりお礼申し上げます。            
さて、我々は、本年5月29日、国立大学法人福岡教育大学附属小倉小学校において上記体罰事件が発生していることを知りました。我々は、貴職が上記事件等の解決に真正面から熱意を持って取り組んで頂ける事を昨日まで信じて参りました。しかしながら、この事件等に関しての貴職等の対応は、残念ながら極めて大きな問題があると断じざるを得ません。
我々は、上記事件等が児童の教育と人権について極めて重大かつ深刻な問題をはらむものであり、それらは緊急に解決されるべきであると愚考します。また上記事件等が、国費(平成17年度約40億円)が交付・補助されている国立大学法人の教員養成専門大学とその附属小学校で起こったものであり、その解決が怠慢、無責任、保身、隠蔽及び無見識等の体質を有する管理体制によって遅滞若しくは出来なければ、社会的、国家的にも極めて重大かつ深刻な事態であると愚考します。
よって我々は、附属小学校児童の保護者として、また子ども達の教育と人権を真摯に考える一社会人・納税者として、上記事件等の解決が速やかに行われるよう、貴職に下記の質問を公開にてお尋ね申し上げます。
最後に、貴職におかれては、御繁忙のことと拝察申し上げますが、公開質門に対する回答を今月15日(金)までに文書にてされるよう心よりお願い申し上げます。    
 Ⅰ 担任教諭(松﨑 弘明/国語)による児童体罰事件の内容
1 6年生児童による校長への直訴
日時 :平成18年5月29日(月)10:35頃
場所 :附属小倉小学校校長室

 私、佐藤 潤(以下「私」)が、上記、日時・場所において、平田校長との面談中、ドアをノックする音がして男子児童3名(6年B組)が校長室に来室した。3名のうち1名は左の二の腕を押さえながら泣いており、他の2名が『A君ばかりが先生(松﨑 弘明/国語)からおこられるんです。』『先生がA君の腕をぎゅっと掴んだんです。』と校長に訴えた。上記3名の児童の直訴に際し、私の方から「校長先生、私が席を外しますので(子ども達の)話を聴いてあげてください。」と申し出たが、校長は子ども達の話を聴かず、授業が始まるから教室に戻りなさい。」と3名の児童を教室に帰す。その際、児童らの後ろから「A君大丈夫かな」との校長の声に、A君は答えず、泣きながら他の2名と共に教室に向かって帰って行った。

上記出来事後の休憩時間中、6年B組前の廊下ロビーにて、私はA君を発見。
周囲にいた3名の児童からもクラスの状況を聴くと

私     「さっき校長先生の部屋に来たよね。」
A君    「はい、行きました。」 
私     「先生(松﨑 弘明/国語)はどんななのかな。」
       周囲にいた3人の児童が
児童B   「先生は、女の子にやさしくて、男の子にはきびしい。」
児童C  

 「発言をする子には、やさしいけど、しない子にはきびしい。特にA君には、すごく厳しい。」
児童D 
 「授業作りに積極的な子にはやさしくて、それがあまり出来ない子には すごくきびしい。」
     「それじゃー、腕を強く捉まれたりしたのはA君だけじゃないんだね。」
 
児童全員 (声を揃えて)
 「そうです。」

2 直訴直後の附属小管理職の対応

日時 :同年5月29日(月)10:35頃から12:10頃
場所 :附属小倉小学校内
(1)校長の対応
 【10:35頃】 上記3名の児童の直訴に際し、平田校長と私は、校長室で面談中であったので、私の方から「校長先生、私が席を外しますので(子ども達の)話を聴いてあげてください。」と申し出たが校長は、子ども達の話を聴かず、授業が始まるからとの理由で3名の児童を教室に帰す。その際、児童らの後ろから「A君大丈夫かな」との校長の声に、A君は答えず、泣きながら他の2名と共に教室に向かって帰って行った。
私は、その後、第一体育館(以前から気になっていたマットと跳び箱の老朽化の状態)を見て、
 【10:45頃】事務室前で校長と出会ったので
私      「先ほどの件はどうなりましたか。」と問うと
平田校長 「いや、何でもありません。」
私    
 「何でもないですって。校長先生、それでは教頭先生に聞いてみます。」
平田校長 「ああ、どうぞ」

職員室を訪ねると、成重教頭は会議中だったので、
私     「緊急の要件なのですぐに呼んでください。」と在室の先生に
       依頼。数分後
成重教頭 「どうしましたか。」
私   
 「6B担任の松崎先生が子どもに暴力を振るった可能性が あります。被害にあった児童が校長に直接言いに着ましたよ。 確認しましょう。」       
成重教頭 「私が行きますから。」
私      「えっ、校長先生から指示されていないんですか。」
成重教頭 「ええ」
      「そんなバカな。すぐに校長室に行きましょう。」

 【10:55】校長室にて
私  
  「校長先生、さっきの件はどうなっているんですか。もう20分も経っているじゃありませんか。」
平田校長 「他の事務処理があったのでね。」

 「子どもが先生(松﨑 弘明/国語)から、暴力を受けたかもしれないのに事務処理とは何事ですか。誰にも確認を取るように指示を出していないんですか。」
平田校長 「………」    
私      「平田先生、あなたは校長として失格ですね。」
平田校長 「なんだと」

 「そうでしょ。教室で担任から追い詰められて、あなたのところに助けを求めに来た子どもの気持ちが、あなたには判らないんですか。今、教室で彼らは恐怖のどん底ですよ。」
平田校長 「佐藤さん。まあ落ち着いて。」
私 
 「落ち着いている場合じゃないでしょう。子どもへの暴力事件が 発生した可能性が、明らかにあるんじゃないんですか。」
平田校長  「(成重教頭)すぐ教室に行って。」 
 
 【11:00頃】
私      「子ども達がどうなっているか心配なので教室の方に行きます。」
平田校長  「わかりました。」

(2)副校長の対応
 【11:05頃】私は、途中で副校長室を訪ねて
私     「(会議中のところ)村上副校長、緊急のお話があります。」
村上副校長 「……」 
      副校長室前の廊下応接にて
    
  「担任教師(松﨑 弘明/国語)による児童への暴力があったかもしれないことは、ご存知なんですか」  
村上副校長 「先ほど教頭から聞きました。」
        「何故、対応をとられないんですか。」
村上副校長 「教頭に任せていますから。」
        「子どもの安全よりも、会議の方を優先されるんですか。」
村上副校長 「会議で発言中ですから。」
私   

「わかりました。でも村上先生が、担任から暴力を受けた可能性のある児童への対応よりも会議の方を優先されたことは、お忘れのないように願います。」
【11:10】保健室前にて養護教諭(原田先生)と会話
私   
 「先生、つい先ほど、6年生の児童3名が校長室に、担任(松﨑 弘明/国語)から暴力を受けたとの直訴がありましたよ。児童の安全に拘わる事ですから、すぐに校長室に行かれた方が宜しいかと思いますよ。」
原田先生 「はい、わかりました。」 

 【11:35頃】私は、休憩時間中の6年B組教室前の廊下ロビーにて、A君を発見。周囲にいた3名の児童からも話を聴いた。
私     「さっき校長先生の部屋に来たよね。」
A君    「はい、行きました。」 
私     「先生(松﨑 弘明/国語)はどんななのかな」
       周囲にいた3名の児童が 
児童B   「先生は、女の子にやさしくて、男の子にはきびしい。」
児童C
「発言をする子には、やさしいけど、しない子にはきびしい。特にA君には、すごく厳しい。」
児童D  
 「授業作りに積極的な子にはやさしくて、 それがあまり出来ない子にはすごくきびしい。」 
私    「それじゃあ。腕を強く捉まれたりしたのはA君だけじゃないんだね
児童全員 (声を揃えて) 「そうです。」  

(3)教頭の対応
 直訴した児童よりも先に担任から事情を聞いている。 
【11:40頃】教頭が6Bの教室前に来て、
成重教頭  「これから話を聴きます。」
私    
 「そうですか。A君と一緒に(教頭先生に)話を聴いてもらいなさい。」
と子ども達に言った。 

(4)副校長と教頭の対応
【11:50頃】2階メディアルーム前にて、村上副校長、成重教頭と私で会話を交わす。
     
「こんな事が起きているのに。先生(松﨑 弘明/国語)に 授業を続けさせるんですか。」
村上副校長 「教諭には教育的な指導の権限が与えられています。それに授業の途中で踏み込めば、クラスの信頼関係が壊れます。」
私    
 「暴力ではないとのお考えですね。それに、踏み込むとかでは無く、4時間目を話し合いにするとかです。そもそも信頼関係が成り立っていないから起きた事ではありませんか。」
村上副校長 「私を信頼できないんですか。」
私        「子ども達の直訴を目の当たりにしては、
今は信頼は崩れ去りました。」 
村上副校長
  「教頭もですか。」
私  

 「残念ながら、担任を指導監督する立場であるご両名への信頼感は崩れました。」 
村上副校長

「(大きな声で、声を荒げて)教頭、今の言葉、メモしておけ。附属小学校では、学校と保護 者の信頼関係がない場合は、学校を辞めてもらう。
私   
 「なんですって、こんな状況で信頼せよという方が無理でしょ。それに、私が、あなたと教頭先生を信頼していないからといって、なんで子どもが辞めなければならないんですか。説明して下さい。」
村上副校長
「……」
私     「校長先生がいらっしゃるのだから、校長室で話しましょう。」
      3名とも、校長室に向かいながら
村上副校長 「揉め事がおこると、附属小学校の存続に拘わるんだ。」
私       「だから何なんですか。まさか、もみ消そうとされているんですか。」
村上副校長 「………」

      3人で校長室向かったが、村上副校長・成重教頭は、校長室に入らずその場を立ち去った。

私のみ校長と面談
【12:10頃】校長室にて
   
 「3人の子ども達は、1年2ヶ月にわたる苦悩の末に最後の望みをかけて校長を頼ってきたのですよ。」
平田校長
 「わかっています。」
私    「先生、6年B組松崎学級を助けてくださいね。」
平田校長 「承知しました。」 

3 福岡教育大学の学長と事務局長の対応

1 日時 同年5月30日(火)午後2時50分頃 ~ 同3時00分頃
2 場所 福岡教育大学 学長室隣 秘書課応接

  平田校長に今後の対応を確認しようとしましたが、学校を通じても校長に連絡が取れず校長が大学にいると聞いたので、私達(私と私が相談した5年B組保護者山隈玄氏)は、5月30日(火)午前9時40分頃、大学を訪れました。私達は、大学事務局の附属学校課長に事情を話し待ちましたが、校
長は学外(福岡市内)にいるので今日は会えないと正午前に言われましたので、私は目撃者及び附属小倉小学校児童の保護者として、附属小倉小学校の上部管理機関である福岡教育大学に対し、正確な情報を提供するため学長に面会が出来るようにお願いしました。
 しかし、それから約2時間を経過した午後2時30分頃になっても学長への面会は果たせず、また、附属学校課長とのやり取りの中で情報が確実に学長に上げられる確約が得られなかったため、附属学校課長に断って直接、学長秘書課に直接電話し、許されて学長室隣の秘書課応接にて学長を待ちました。暫らく経って、午後2時50分頃、突然、学長室と反対側のドアから
男性(吉岡 武晴 大学事務局長)が現れ、
  「なんだ、お前らは何者だ、ヤクザか。何の用事だ。」
  

「附属小倉小学校児童の保護者です。体罰事件とその直後の平田校長以下管理職の対応に関して情報提供に参りました。あなたはどなたですか。」
男  「事務局長だ。アポは取ったのか。」 
私  

「先ほど、秘書課に電話してここで待って下さいと言う事で 待っているんです。」 
男  

「アポは前日に取らなきゃいかんのだ。出て行け。(秘書に向かって)警察を呼べ。」<大声で数回に渡って怒鳴り散らした。>    
私  「結構ですよ。警察を呼んでください。附属小学校に在籍する
児童の保護者が、重大な問題で、学長に面会を求めて何故いけないんですか。」   
 

 「おまえら、そう簡単に学長に会えると思ってるんか。お前はサラリーマンは、やった事があるのか。」 
  「サラリーマンも防衛庁で公務員もやりましたよ。」 
  「そんなら、最高裁判所に行け、総理大臣に会いに行け。」
  「必要であれば、誰にでも会いますよ。」
  「とにかく、出て行け。」 
 

 「あなたは、何故そんなに興奮しておられるんですか。私たちが直接学長に会うと、何か都合の悪いことでもあるんですか。」
  「・・・・・・」

 
午後3時頃に学長が学長室から出て来たので、私達は、別紙「6B児童による学校長への直訴に関して」を学長に直接手渡し、泣きながら校長室を後に教室に戻って行った児童の窮状と附属小倉小学校の管理職の問題対応について訴え、教育機関としての問題解決に向けての適切な対応とその結果報告をお願いして退室した。

4 直訴3日後の附属小管理職の対応

日時 :平成18年5月31日(水)午後3時頃
場所 :附属小倉小学校 副校長室
出席者:副校長 村上 保男   教頭 成重 純一
3年A組保護者 佐藤 潤   5年B組保護者 山隈 玄

私達は、6年B組が5年生から同じ担任の持ち上がりなので、クラスの子ども達の精神的苦痛状態が1年以上長期にわたっていた重大な体罰問題である可能性もあると考え、また、A君達への二次被害
も心配されるため、直訴後のクラス児童に対する精神的・教育的な手当がちゃんとされているか等を質すために副校長と教頭と面談した。
副校長と教頭からは、直訴後に6年B組児童へのアンケート調査を
行い、その結果はクラスの3分の1の児童が「先生(松﨑 弘明/国語)が嫌いだ」と答えているが、本件(A君達の長期精神的苦痛・体罰状態とA君が直訴当日の朝、授業中に廊に立たされていた事を含む。)は体罰ではないと主張したので、私達は、本件は担任教諭による子ども達に対す
る長期に亘る肉体的・精神的体罰であり、体罰児童への精神的サポートを最優先として、早急に全校保護者に対して事実関係を明らかにして説明をするよう申し入れた。
これに対して村上 保男 副校長は、私達に向かって再度、「学校が信頼出来なければ、学校を辞めてもらう。」と発言した。
  
5 直訴に関しての校長と担任教諭の最終結論

  日時:平成18年11月17日(金)10:30頃
  場所:附属小倉小学校 校長室
 同席者:平田校長 3A保護者・佐藤 潤
 来室者:6年B組担任 松崎教諭(直訴した児童の担任)

  私が平田校長と面談中、6年B組担任の松﨑 弘明 国語教諭が来室した。入り口のドア越しに以下の会話が交わされた。
私(佐藤) 「松崎先生、3名の児童は褒めてあげましたか。」
松崎教諭 「いえ、そのことに関しては触れていませんから。」
私   

  「触れていない?松崎先生は3名の児童によって、ご自分の教師生命や人生を救われたのではないんですか。」
松崎教諭 「はあ。」
私  

 「3名の児童の校長への直訴が無ければ、児童に自殺者が出ていた可能性があるんですよ。言わば、松崎先生は自分の児童へのいじめによって殺人を犯していたかもしれないんですよ。それが未然に防止されたのですよ。」 
松崎教諭 「殺人って。」
私   

  「先生のいじめで、児童が自殺すれば、先生による児童の殺人です。校長も、3名の児童を褒めてあげてないのですか。児童の自分への直訴は、“何でもないこと”と考えているのですか。」 
平田校長 「そうです。」
私      「それでは、松崎先生の暴力も無かったと言われるので すか。」
平田校長 「そうです。」
私  
   「そうですか。よくわかりました。それが学校の“今回 の体罰事件”の結論ですね。」

 私は、子ども達の直訴とその後の附属小学校管理職と大学管理職の対応、そしてこの「直訴に関しての校長と担任教諭の最終結論」を受けて、同日午後2時から附属小倉小学校体育館にて開催された保護者・教員参加の人権委員会講演会において、講師の北九州市立図書館館長 西岡先生(校長経験)に、本日、平田校長が担任教諭による児童への体罰と児童による校長への直訴に関して平田校長が本日『何でもないこと』 と結論付けたことについて、ご意見を伺った。
 なお、現在(12月3日)に至るまで、本件について大学・学長から私達に対して何らのコンタクトも報告もない。

Ⅱ 質問事項 
                
1 『A君達の直訴(A君への長期精神的苦痛・体罰・いじめとA君が直訴当日朝、授業中に廊下に立たされていた事を含む。)が体罰ではない、「何でもないこと」と結論付けた理由は何か。』

2 『担任教諭から精神的苦痛・体罰・いじめを受けていたA君達はもとより、6年B組の子ども達全員の精神的・教育的ケアーはどのように行なってきたのか。今後、どのように行っていくのか。他のクラス、学年はどうなのか。』 

3 『平成18年12月22日(金)第2学期終業式当日までに全校保護者集会を開く考えはあるのか。』

4 『本件に関して、担任教諭と管理職である平田校長・村上副校長・成重教頭・吉岡大学事務局長に対して、校長・学長・大学はどのように考え、措置し、責任を取るのか。』 

5 『村上副校長の問題発言について平田校長、学長・大学はどのように考え、措置し、責任を取るのか。また、岩崎前校長は、どのように考え、措置したのか、責任を取るのか。』               
   
 村上 保男 副校長の発言に関して
平成18年2月23日、副校長室において5年B組保護者山隈玄(以下、「私」)と副校長とが児童の安全対策について話をしている中で、副校長から私に対して「私達を信頼できないのなら学校を辞めてもらうしかありません。」との発言が3回あった。この発言は、「教職員や学校に従順でない保護者の子弟は、附属小では受け入れられない、教育できない、仮に在校しても附属小ではその児童に対しては満足な教育をしない、されない可能性がある。」ということを暗に臭わせて、判断能力と自己を防御する力と手段を持っていない小学生である子どもを、保護者の目と庇護が全く行き届かない学校に毎日預けなければならない保護者の弱みに付け込む心理的な脅しであり、保護者が教職員や学校にとって意に沿わない意見・要望等を取り下げなければ結果として子どもの学校生活について保護者として安心するに足る確信を持つことが出来ず、徐々に保護者の不安を増大せしめ、最後には保護者をして子どもの意に反してその子どもを附属小から自主退学せしめんとするものである。喜んで通い学んでいる健全な児童として当然保障されるべき附属小において学ぶ権利を、保護者の故なき責任をもって不当に剥奪することに繋がる極めて陰湿で悪質な教育・人権上の重大な問題発言である。また、保護者の弱みに付け込んで教職員や学校に対する保護者の自由・率直な意見・要望等の表明を不当に押さえ込み抹殺しようとするものであり、副校長の発言は断じて許されないものである。
私は、この問題発言について同18年3月17日に岩崎校長に対して、同月31日には学長に対して面談の上、抗議した。翌月の4月4日、私に大学事務局附属学校課長から「副校長はそのような発言をしていない。話のやり取りの中での誤解である。」との電話があった。それから約二ヵ月後の5月29日、副校長は、体罰をめぐる附属小の対応について面談中の保護者(佐藤)に対して再び同様の問題発言をしたため、私たちは、翌日30日、平田校長に連絡がつかないので学長に面会してこの事実を訴え、抗議した。しかし、更に副校長は、その翌日の31日にも私達二人に対して同様の問題発言をした。

Ⅲ 事件の経過

1 6年生児童による校長への直訴 
日時 :平成18年5月29日(月)10:35頃
場所 :附属小倉小学校 校長室内ドア入り口付近

2 直訴直後の附属小管理職の対応
    日時 :平成18年5月29日(月)10:35頃~12:10頃
場所 :附属小倉小学校内 
(1)校長の対応  
(2)副校長の対応
(3)教頭の対応 
(4)副校長・教頭の対応

3 福岡教育大学の学長と事務局長の対応
    日時 平成18年5月30日(火)14:50~15:00
    場所 福岡教育大学 学長室隣 秘書課応接

4 直訴3日後の附属小管理職の対応
日時 :平成18年5月31日(水)15:00~
場所 :附属小倉小学校 副校長室

5 直訴に関しての校長と担任教諭(松﨑 弘明/国語)の最終結論(6ヶ月後)
日時 :平成18年11月17日(金)10:30頃
場所 :附属小倉小学校 校長室

国立大学法人福岡教育大学学長 大後 忠志様 への上申文.H18.5.30.15:00

6B児童による学校長への直訴に関して 

  日時:平成18年5月29日(月)10:45頃
  場所:附属小倉小学校 学校長室ドア入り口付近
 目撃者:3A保護者・文責  佐藤 潤
  要旨: 私、佐藤 潤(以下:私)が上記、場所・日時にお
いて平田学校長と会談中、ドアをノックする音がして6Bの男子児童3名が校長室に来室した。3名のうち1名は左の二の腕を押さえながら、泣いており、他の2名が代わりに『A君ばかりが先生からおこられるんです。』『先生がA君の腕をぎゅっと掴んだんです。』とのこと。事後、私がA君他3名の6Bの児童から、クラスの状況を聞くと、『先生は、授業中に発言をする子にはすごく優しく、授業作りに積極的でない子には、特に厳しくする。』『特にA君には、すごく厳しい。』との事であった。
今回の児童の学校長への直訴は、児童からの悲痛な叫び声と考えられ、学校の事実解明と直訴後の対応に関して、学校側に対し、早急に附属小学校全保護者への説明を求める必要があるのではないでしょうか。